更新:2022.05.25 作成:2022.05.25

マッチングアプリでメッセージが返ってこない理由と対策

出会いを求めてマッチングアプリを利用する人が増えてきました。

好みの女性を選んでマッチングし、メッセージのやり取りを経てデートまでこぎつける・・・

これがマッチングアプリにおける一般的な流れとなりますが、困ったことに「メッセージが返ってこない」という現象が度々発生します。

マッチングを成立させるだけでも一苦労なのに、メッセージが返ってこないこともあるのは男性側にとって非常に厳しい現実。

そこでこの記事では、マッチングアプリでメッセージが返ってこない理由と対策をご紹介していきます。

マッチングアプリはメッセージがなかなか返ってこない

長年にわたってマッチングアプリを研究している編集部が理解していること、それは「マッチングアプリはメッセージがなかなか返ってこない」ということです。

マッチング直後は男性からメッセージするのが常識ですが、これに女性が返信する確率(返信率)は100%ではありません。

マッチングアプリによっては50%かあるいはそれ以下であり、マッチングが成立してもまったく安心できないのです。

また、2通目以降のメッセージが突然返ってこなくなることもあり、マッチングアプリの男性会員にとって文章力は必須といえます。

ファーストメッセージが返ってこない理由

マッチングアプリでファーストメッセージが返ってこない理由は、主に次の3つです。

  1. 女性側が気まぐれでマッチングした
  2. 選んだマッチングアプリの問題
  3. 送ったファーストメッセージの内容が悪い

女性側が気まぐれでマッチングした

おそらく一番多いのが「女性側が気まぐれでマッチングした」という理由。

「何となく良さそう」
「暇だから話し相手がほしい」
「一応キープしておこう」

女性はこのような衝動的な気持ちからマッチングすることがあります。

しかし、所詮は衝動的な気持ちに過ぎず、すでにやり取りしている本命の男性を上回るほどの興味を持てないことがほとんど。

そのためいざやり取りする段階になると、「面倒くさい」「書くことがない」と感じてしまうのです。

選んだマッチングアプリの問題

ファーストメッセージの返信率についてはマッチングアプリごとにかなりの差があります。

高いものは70~80%ほどあるのですが、下記の3つは50%前後しかありません。

この3つのマッチングアプリに共通しているのは、「会員数が多く比較的マッチングしやすい」「婚活よりも恋活がメインのマッチングアプリ」という2点。

総じていえば、女性側の一つのマッチングにかける「想い」が軽いということです。

そのため、「ファーストメッセージの半数は返ってこない」ということを最初から想定した上で、マッチング数を増やす(「いいね」をたくさん送る)ことで対応するのが賢明。

そうすれば、後述する「ファーストメッセージが返ってきやすいマッチングアプリ」と同等の成果を得ることができます。

送ったファーストメッセージの内容が悪い

送ったファーストメッセージの内容が悪いというのも、メッセージが返ってこないこない理由の一つです。

女性は複数の男性とマッチングしており、それぞれと似たような内容のやり取りをしています。

そのため、すでにやり取りそのものに飽きており、何の面白味もないメッセージには興味を持ちません。

むしろ、「この男性も平凡だ」とガッカリすることの方が多いのです。

そのため、男性側はファーストメッセージに工夫を施す必要があります。(例文を後述)

ファーストメッセージが返ってこない人の対策

マッチングアプリでファーストメッセージが返ってこない理由は次の3つでした。

  1. 女性側の気まぐれ
  2. 選んだマッチングアプリの問題
  3. 送ったファーストメッセージの内容が悪い

これらのうち、1と2に関しては女性の本気度がより高いマッチングアプリを選ぶことで改善します。

また、3に関しては後述するファーストメッセージの例文をもとに、女性側が返信しやすい内容に書き換えると良いでしょう。

女性の本気度が高いマッチングアプリ

編集部の経験から、「女性の本気度が高い」といえるマッチングアプリは次の4つです。

  • Omiai
  • ●with
  • ●ゼクシィ縁結び
  • ●youbride

Omiai

Omiaiはアラサー向けの婚活用マッチングアプリです。

婚活というだけあって、20代向け恋活用マッチングアプリであるペアーズやタップルと比べると、女性の本気度が高いのは当然のこと。

ややマッチングしにくい傾向がありますが、それは女性側が真剣にマッチング相手を選んでいるからです。

その分、メッセージが返ってこないという現象は少なくなります。

<Omiaiの基本料金>

プラン アプリ版
1ヶ月プラン 4,800円/月
3ヶ月プラン 2,933円/月
(一括 8,800円)
6ヶ月プラン 1,633円/月
(一括 9,800円)
12ヶ月プラン 1,567円/月
(一括 18,800円)

with

withも婚活用マッチングアプリですが、Omiaiよりは若干年齢層があがります。

また、メンタリストDaiGoさん監修による心理テスト・性格診断をウリにしているのが特徴。

当然、性格の相性を重視する女性会員が多くなり、彼女たちは「ある程度やり取りしてから相性を見極めたい」と考えています。

その結果、メッセージが返ってこないという現象が起きにくくなっているようです。

<withの基本料金>

プラン Web版 アプリ版(iOS) アプリ版(android)
1ヶ月プラン 3,600円/月 4,200円/月 4,200円/月
3ヶ月プラン 2,667円/月
(一括 8,000円)
3,267円/月
(一括 9,800円)
3,067円/月
(一括 9,200円)
6ヶ月プラン 2,350円/月
(一括 14,100円)
2,967円/月
(一括 17,800円)
2,867円/月
(一括 17,200円)
12ヶ月プラン 1,833円/月
(一括 22,000円)
2,233円/月
(一括 26,800円)
2,042円/月
(一括 24,500円)

ゼクシィ縁結び

ゼクシィ縁結びはリクルート社が運営する婚活用マッチングアプリです。

Omiaiやwithと異なるのは、女性も有料であるということ。

女性無料のマッチングアプリが多いなかでわざわざ有料のゼクシィ縁結びを選んでいるわけですから、本気度の高さは別格です。

会員数が少ないというのが欠点ですが、マッチングできれば高い確率でやり取りに発展します。

<ゼクシィ縁結びの基本料金>

プラン Web版 アプリ版(iOS) アプリ版(android)
1ヶ月プラン 4,378円/月 4,900円/月 4,990円/月
3ヶ月プラン 3,960円/月
(一括 11,880円)
4,800円/月
(一括 14,400円)
4,767円/月
(一括 14,300円)
6ヶ月プラン 3,630円/月
(一括 21,780円)
4,633円/月
(一括 27,800円)
4,733円/月
(一括 28,400円)
12ヶ月プラン 2,640円/月
(一括 21,780円)
3,733円/月
(一括 44,800円)
3,808円/月
(一括 45,700円)

youbride

ゼクシィ縁結びと同様に、youbrideも女性有料の婚活用マッチングアプリです。

会員数が少なく田舎ではほとんど出会えませんが、東京や大阪、その他の大都市であれば十分に期待できます。

<youbrideの基本料金>

プラン Web版、android版 iOS版
1ヶ月プラン 4,300円/月 4,500円/月
3ヶ月プラン 3,600円/月
(一括 10,800円)
3,933円/月
(一括 11,800円)
6ヶ月プラン 2,967円/月
(一括 17,800円)
3,467円/月
(一括 20,800円)
12ヶ月プラン 2,400円/月
(一括 28,800円)
2,900円/月
(一括 34,800円)

良いファーストメッセージの例文

良いファーストメッセージとは、次の3点を踏まえたメッセージです。

  • ●挨拶
  • ●お互いの共通点
  • ●返事を促す内容

この3点を踏まえた例文が下記です。

「はじめまして。タカシといいます。プロフィールを読んでとても気になっていたので、マッチングして頂いて大変嬉しいです。

プロフィール写真に写っている猫がとても可愛いですね。実は僕も猫を飼っています。同じ猫好きの女性と出会いたいと思ってるので、やり取りできたら幸いです

ちなみに、飼っている猫の名前は何ですか?」

挨拶

挨拶がないと「礼儀を知らない人だ」と思われてしまいます。

かと言って、長すぎると読み手を退屈させてしまうことに。

そのため、「はじめまして」や「こんにちは」、「こんばんは」など、短いフレーズの挨拶と自分の名前を冒頭に記載するだけで十分です。

ただし、「いいね」を送った側としてマッチングしてくれたことへのお礼は述べるべき。

「プロフィールを読んでとても気になっていたので、マッチングした頂いて大変嬉しいです」

お礼とアピールを兼ねて上記のような一文を入れるようにしてください。

お互いの共通点

ファーストメッセージでもっとも重要なのがお互いの共通点を書くこと。

これによって女性に「この人とやり取りしたら楽しいかも」と思わせることができます。

「プロフィール写真に写っている猫がとても可愛いですね。実は僕も猫を飼っています。同じ猫好きの女性と出会いたいと思ってるので、やり取りできたら幸いです」

このように、相手のプロフィールから共通点を探し、それを明確に書くことがポイント。

やり取り序盤の話題にもなる重要な一文といえます。

返事を促す内容

ファーストメッセージの締めは返事を促す内容にします。

「ちなみに、飼っている猫の名前は何ですか?」

このように質問文にするのが効果的

できるだけ簡単な質問にすることで、相手にストレスなく返事を書かせることができます。

恋庭を利用するという手もある

恋庭は、2021年4月28日にリリースされたゲームと恋活を掛け合わせた新感覚マッチングアプリです。

マッチングした相手と共同で「農園」を発展させていくのがこのゲームの目的。

「あつ森」と同じようなゲームと考えればイメージしやすいでしょう。

これの優れている点は、「ゲームという共通目的があるので自然とやり取りが生まれる」ということ。

実際に編集部もプレイしてみましたが、メッセージの返事率は100%でした。

<恋庭の料金設定>
恋庭は無課金のままでもマッチングからメッセージのやり取りまでできます。

ただし、ゲーム内の機能やイベントをフルに楽しむためには月額制の有料会員になる必要が。

恋庭をゲームとして楽しみたい人は月額980円のエンジョイプラン。

逆に恋庭を恋活メインで使いたい人はプレミアムプランを選択してください。

プレミアムプランのコース 料金
1ヶ月 2,000円
3ヶ月 4,500円
6ヶ月 6,600円
12ヶ月 9,600円

2通目以降のメッセージが返ってこない場合は…

2通目以降のメッセージが返ってこない場合は、はっきりいってすでにフラれています。

「昨日まで楽しくやり取りしていたのに何故返ってこないの?」と思うかもしれませんが、楽しくやり取りしていたと感じているのは自分だけ

相手はさほど楽しんでおらず、気を遣って話を合わせてくれていたに過ぎません。

こうした2通目以降のメッセージが返ってこないという現象は、次のようなときに起こります。

  • ●本命の男性との初デートが上手くいったとき
  • ●送ったメッセージに問題があったとき
  • ●話を合わせるストレスが限界に達したとき

本命の男性との初デートが上手くいったとき

マッチングアプリでは一度に複数の異性とやり取りするのが当たり前。

女性はやり取りしている男性に順位をつけており、本命からキープまでいます

キープが大事にされるのは本命との関係がどうなるかはっきりしない間だけ。

本命との関係に大きな進展があるともはやキープは用済みです。

特に本命と初デートをしてお互いに好印象だった場合は交際目前ですから、キープにメッセージを返すのが面倒くさくなるのでしょう。

なお、本命との交際が確定するまでキープを引っ張る女性もいます。

送ったメッセージに問題があったとき

マッチングアプリの女性会員は減点法で男性を採点しますから、やり取り中に一回でも失言があれば即失格

それまでにいくら仲良くなっていても、失言を見逃してはもらえないのです。

ここで厄介なのは、価値観の違いも失言に含まれるということ。

価値観が違う点を事前に把握することは困難なので、ちょっと考えを述べただけで「私とは考え方が違いますね」と言われてしまう可能性があります。

そのため、後出しじゃんけん方式がおすすめ

まずは女性に質問し、その返答に書かれている範囲で「僕も同じです」と返すのがコツです。

話を合わせるストレスが限界に達したとき

どんなに心の広い女性でも、興味のない男性とのやり取りはストレスになります。

2~3日の間なら「やり取りしていけば話が面白くなるかも」と我慢してくれますが、それ以上になると我慢も限界

「この人とやり取りしていてもつまらない」と結論が下されると、メッセージは二度と返ってこないのです。

まとめ

この記事では、マッチングアプリでメッセージが返ってこない理由と対策についてご紹介しました。

「せっかくマッチングしたのにファーストメッセージに返信がない」
「あんなに仲良くやり取りしていたのに何故か返事が返ってこない」

マッチングアプリにおいてこのようなことは日常茶飯事。

本記事でご紹介したように理由は様々ですが、男性側にできるのはメッセージの質を高めること

ファーストメッセージであれ2通目以降であれ、女性に興味を抱かせるような内容になっていれば、高い確率で返事をもらえます。

それには高い文章力が必要。

どうしても文章を書くのが苦手な人は、恋庭に登録してゲームをすすめながらチャットしてみると良いでしょう。