ユーブライド(youbride)の独身証明や収入証明はやるべき？

ユーブライドは婚活用のマッチングアプリです。

本気で婚活している女性会員ばかりなので、成婚率の高さには定評があります。

ただし、女性会員はお相手選びに慎重になっており、男性のプロフィールを鵜吞みにはしません。

それを見越してか、ユーブライドには独身証明や収入証明という機能があります。

そこでこの記事では、ユーブライドの独身証明や収入証明について紹介しつつ、それがどれほどの効果を生むのかについて検証していきます。

ユーブライドでの婚活をお考えの方はぜひ参考にしてください。

ユーブライドには独身証明書等の提出機能がある

ユーブライドの女性会員が男性を選ぶ基準は、主に次の4つです。

上記のうち、容姿はプロフィール写真で確認できる他、実際に会ってみれば分かります。

しかし、年収、離婚歴、学歴の3つは基本的に男性側の自己申告であるため、単にプロフィールをみただけでは真偽のほどは分かりません。

実際、年収を高く申告したり、離婚歴を隠したりする人は大勢います。

酷い場所は、既婚男性が独身と偽って遊び目的で登録することも。

こうした虚偽申告は真剣に婚活する女性にとって非常に迷惑であり、トラブルが絶えません。

そのため、ユーブライドの女性会員は男性が証明書を提出しているかどうかを重視しています。

証明書の提出は絶対にやるべき

ユーブライドの女性会員は30代中盤～後半が多く、結婚を焦っています。

既婚男性に振り回されたり、最低限の結婚生活すらおくれないような低所得者と交際している時間はありません。

そんな女性心理を考慮して、ユーブライドでは本人証明の他に、独身証明、収入証明、学歴証明、資格証明という4つの証明ができるようになっています。

それぞれの証明は任意ですが、できる限りやっておくべき。

証明をしておかないと、「証明書を提出できないということは、プロフィールに嘘がある」と女性から疑われてしまうのです。

独身証明の仕方

ユーブライドにある4つの証明のなかでもっとも大事なのが独身証明です。

独身じゃなければ結婚できないわけで、婚活中の女性会員が重視するのも当然のことでしょう。

そんな独身証明に使える書類は次の二つです。

独身証明書とは、民法第732条（重婚の禁止）の規定に抵触せず独身であることを、本籍地の自治体が公簿に基づいて証明するものです。

ただし、独身証明書の申請用紙とフォーマットがない自治体もあります。

この場合は提出先から配布された用紙に自治体が記入してくれるわけですが、ユーブライドには独身証明用の用紙は存在しません。

したがって、戸籍謄本および抄本を取得することになります。

また、取得できる場所や申請可能な時間帯についても、自治体によって違いがあります。

＜独身証明書の取得方法＞

	例：東京都北区の場合	自治体による違い
取得できる場所	北区役所戸籍係（第二庁舎二階）のみでの発行 ※区民事務所や分室での取り扱いはしていない	各区役所市民課、各出張所、サービスコーナーでも取得できる自治体がある
受付時間	月曜日から金曜日 （祝日、年末年始を除く） 午前8時30分から午後5時	午前9時～午後5時15分など、自治体ごとに微妙に時間帯が異なる
請求できる人	独身証明書は本人のみ。 戸籍謄本および抄本は代理人請求も可。	原則は本人申請 ＊ただし、本人と同一の戸籍の者及び直系親族に限り、代理申請が可能な自治体もある（本人からの委任状が必須）
取得に必要なもの	本人確認書類（マイナンバーカード、運転免許証、旅券、住民基本台帳カード、健康保険証、年金手帳等）	代理人申請が可能な自治体では（本人と同一の戸籍の者及び直系親族に限る）、委任状及び代理人の本人確認書類
窓口申請	提出先が配布したものを使って申請 ＊ユーブライドから配布される申請用紙はないので、戸籍謄本又は抄本を申請する	「住民票の写し等・印鑑登録証明書交付申請書」用紙の「その他の証明」欄に「独身証明書」、「備考」欄に「独身証明書を要する方の本籍・筆頭者」など必要事項を記入
郵送申請 （戸籍謄抄本の場合）	「様式10　戸籍謄抄本等の交付申請書（郵送請求用）」用紙の「その他証明書」欄に、「独身証明書」と「必要な方の氏名」など必要事項を記入の上、郵送。 交付請求書以外に、手数料（為替）、本人確認書類、返信用封筒、その他の書類（代理人請求の場合）を同封。	コンビニ交付に対応している自治体なら、マイナンバーカード・住民基本台帳カードを使ってがあれば、コンビニのマルチコピー機で証明書が取得できる
手数料	戸籍謄抄本1通　450円	独身証明書1通　300円

＊戸籍謄本および抄本を郵送申請する場合は、請求書を投函してから手元に証明書が到着するまで、4日から10日程度かかります。

その他の証明に必要な書類

独身証明ほど重要ではないものの、その他の証明もやっておくべきです。

手元にある書類で証明できるものもありますから、面倒くさがらずに提出しましょう。

収入証明に使える書類

プロフィールにて年収700万以上を表示するには収入証明が必須となります。

その収入証明に使える書類は次の3つです。

＊証明書は入手可能な最新年度のものを使用

給料から所得税を源泉されているサラリーマンの場合、源泉徴収票は毎年12月頃に勤務先の会社から配布されます。（フリーランスの場合は支払調書を請求）

また、源泉されていないサラリーマンや自営業者は、確定申告時に所得税を納めることで納税証明書が発行されます。

いずれの場合も、毎年6月頃になると住民税決定通知書が送られてくるので、それで代用しても良いでしょう。

学歴証明に使える書類

学歴証明に使える書類は次の2つです。

卒業証書を大切に保管している人であれば何の問題もありません。

問題はすでに卒業証書を紛失している場合。

この場合は、卒業した学校に問い合わせ、郵送か窓口で申請することになります。

学校によっては手数料として500円ほどかかることもあるので、詳細を確認してから申請しましょう。

資格証明に使える書類

弁護士や会計士、税理士などの職業に就いている人は、資格証明をすることで女性会員にアピールできます。

この場合、事前にプロフィールの資格欄に証明したい資格内容を記載。

その後、資格を証明する証明書（有効期限内のもの）を提出してください。

独身証明の効果を検証

ご紹介した通り、ユーブライドの女性会員は男性が本当に独身かどうかを気にしています。

そのため独身証明はやっておくべきなのですが、そもそも独身証明によってどれくらいの効果が得られるのでしょうか？

編集部ではこの点について検証してみました。

独身証明がマッチング率に与える影響

今回の検証に参加したのは、編集部内の40代男性です。

この条件で、証明をまったく行っていない状態と独身証明のみを行った状態で、それぞれ100人に「いいね」を送信。

それによるマッチング率やメッセージの返信率の違いについて調査しました。

なお、「いいね」を送った女性は1都3県在住の35～45歳。

ルックスや容姿を含むあらゆる条件を不問とし、ログイン順に「いいね」を送信しています。

＜調査結果＞

	証明をまったく行っていない	独身証明のみを行った
マッチング数	3	9
ファースト メッセージ返信数	1	7
デート数	0	4

ご覧の通り、独身証明の有無によってあらゆる結果が大きく異なります。

これだけ違うわけですから、少々手間でも独身証明を行う価値は十分にあるでしょう。

その他の証明の効果を検証

独身証明に続いて、その他の証明を行った場合の効果も検証してみました。

＊検証に参加した男性は独身証明のときと同じ。

収入証明がマッチング率に与える影響

本検証に参加した男性の年収は500万円です。

これを収入証明のみの場合と収入証明+独身証明の場合に分けて調査しました。

＊「いいね」を送った女性は1都3県在住の35～45歳。ルックスや容姿を含むあらゆる条件を不問とし、ログイン順にそれぞれ100人に「いいね」を送信。

＜調査結果＞

	収入証明のみの場合	収入証明+独身証明の場合
マッチング数	4	13
ファースト メッセージ返信数	2	9
デート数	1	6

収入証明+独身証明の場合はマッチング率が13％もありました。

このマッチング率は一般的なマッチングアプリにおけるイケメン並みの数値。

そのうちの約半数とデートできており、収入証明+独身証明の有効性が高いことが分かります。

一方、収入証明のみだと独身証明のみよりも成果が少なく、大した効果はないようです。（年収がもっと高ければ収入証明のみでも効果を発揮するかも）

学歴証明がマッチング率に与える影響

学歴証明に関しても、前述の独身証明や収入証明と同じ条件で調査を行いました。

＜調査結果＞

	学歴証明のみの場合	学歴証明+独身証明の場合
マッチング数	2	10
ファースト メッセージ返信数	1	8
デート数	1	3

上記の調査結果から、収入証明+独身証明のときと比べて2割ほど成果が下がっていることが分かります。

とはいえ、独身証明がからめば10％という高いマッチング率を示しているのも事実。

つまり、独身証明は必須で収入証明や学歴証明は補助的な役割と考えられるのです。

資格証明がマッチング率に与える影響

本検証に参加した男性は、弁護士や会計士といった強力な資格を有していません。

そのため、日商簿記2級と英検1級を証明したのですが・・・

残念ながら目立った効果はありませんでした。

やはり弁護士や会計士クラスの資格でなければアピールにならないようです。

独身証明を提出している女性会員は少ない

ユーブライドでは、プロフィール検索の条件を指定すると、それに合致する女性の人数が表示される仕組みになっています。

この数字を頼りに独身証明、収入証明、学歴証明、資格証明のいずれかを提出している女性会員を調べたところ、たったの12％でした。

独身証明だけに絞って検索することは出来ずその正確な割合はだせませんが、取得にかかる手間とコストを考えると、独身証明を提出している女性会員はかなり少ないことでしょう。

独身証明を提出していない女性のリスク

既婚女性が遊び相手を求めてユーブライドに登録するとは思えません。

しかし、離婚が成立していないのにバツイチと申告しているケースは十分に考えられます。

また、プロフィール検索で調べたところ、ユーブライドの女性会員は全体の約4分の1（25％）が離婚歴アリでした。

その他、「子供と同居中」の女性は約10％、「子供と別居中」は約3％となっています。

いずれも未回答の女性は含まれておらず、実際にはもっと高い割合のはず。

これらの数値は他のマッチングアプリの2倍ほどとなっており、ユーブライドはシングルマザーやバツイチ女性の割合が高いマッチングアプリといえるでしょう。

独身証明以外は気にする必要がない

収入証明、学歴証明、資格証明の3つは、逆玉などの特殊な目的でもない限り、さほど気にすることはありません。

結婚後の妻側の収入をあてにしているかもしれませんが、妊娠・出産による退職が考えられるため、女性側の収入証明をみる意味はないのです。

まとめ

この記事では、ユーブライドの独身証明や収入証明についてご紹介しました。

編集部が検証した結果、独身証明はマッチング率やファーストメッセージの返信率を高めることが分かりました。

また、収入証明や学歴証明も補助的ながらそれなりの効果があります。

このように、証明の提出はとても有効なので、できる限り行うようにしてください。