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【2022年最新データ】マッチングアプリOmiaiの会員数や変更点、注意点等
2021年に個人情報流出事件があり会員数の減少が心配されていますが、新規会員数は堅調に推移しているようです。
また、2022年3月には新しい本人確認システムを導入するなど、サービスの改善にも努めている様子。
そこでこの記事では、2022年最新版としてOmiaiの会員数や変更点、注意点をご紹介していきます。
Omiaiの各データ最新版を紹介
Omiaiは東証一部に上場しているため、定期的にIR情報を発表しています。
それをみればOmiaiの最新動向は一目瞭然。
まずは2022年1月11日に発表されたIR情報をもとに、Omiaiの「今」をご紹介します。
Omiaiの新規会員数は堅調に推移
上の画像はOmiaiを運営する株式会社ネットマーケティングが2022年1月に発表した会員数とマッチング数の推移表です。
2021年の7月から12月までと前年の同期間における推移が記載されています。
これによると、2021年12月時点での累計会員数は775万人。
毎月10万人ペースで新規会員を獲得しており、2022年3月時点では累計会員数800万人を超えていると予想されます。
2021年5月に大量の個人情報流出が報じられたせいか、新規会員数は2020年より10~15%ほど少ないようですが、それでも毎月10万人ほどもいるわけで、十分な人数といえるでしょう。
新規会員の男女比
新規会員の男女比をみると、全年齢では女性が56%と男性を上回っています。
一昔前までOmiaiを含むどのマッチングアプリも男性の方が圧倒的に多かったのですが、コロナ禍で将来への不安を覚える女性が増えたせいか、現在では女性の登録者の方が多いようです。
もっとも、20代(10代を含む)と30代ではそれぞれ男性が58%。
つまり、一般的に結婚適齢期とされる年代においては男性会員の方が多く、競争倍率は高くなります。
反面、40代およびそれ以降は女性の方が多くなっているので、40~50代の男性が同世代の女性を狙うには丁度良いマッチングアプリといえそうです。
Omiaiでマッチングした人数
上の画像は新規登録から3ヶ月以内の会員を対象に、「Omiaiでマッチングした人数」についてアンケートをとった結果を表しています。
これによると男女共に4~9人と回答した人がもっとも多く、全体の27%ほど。
10~19人と回答した人も全体の20%ほどおり、マッチングアプリとして十分に機能していることが分かります。
ちなみに、誰ともマッチングしていないと回答したのは10%。
新規登録直後の人や放置になった人も含まれるため、真面目に活動してマッチングできない人はほんの数%程度だと思われます。
Omiaiでデートできた人数
Omiaiに新規登録後、「3ヶ月以内にデートできた人数」は2~3人がもっとも多く、続いて1人となっています。
ただし、デートできたと回答した人をすべて足しても約50~60%しかおらず、3ヶ月では半数近くがデートできていないということに。
前述の「マッチングできた人数」と合わせて考えると、「マッチングはしたもののデートまで至らなかった」というケースがかなりあるようです。
会員数は減少傾向?
毎月10万人ほどの新規会員数を誇るOmiaiですが、直近の口コミをみると「やり取りしていた相手が複数人退会した」という指摘が多くなっています。
また、「以前と比べて表示されるプロフィールが減った」と語る人もいます。
新規会員数よりも退会する会員数が多ければ、トータルの会員数は減少。
あくまでも各会員の感覚でしかありませんが、「会員数が減った」と感じている人が多いのは事実です。
少なくとも「会員数が伸びている」という口コミは見当たらず、個人情報流出事件がいまだに尾を引いている可能性があります。
ちなみに、Omiaiは個人情報流出事件後に個人情報の保管期間を大幅に短縮。
現在では年齢確認が完了したらすぐにサーバーから削除するようになっていますから、今後において個人情報が流出するリスクはほとんどないといえます。
Omiaiの変更点
2021年から2022年にかけて、Omiaiには二つの大きな変更がありました。
- ●Web版の廃止
- ●本人確認システムの追加
Web版の廃止
2021年12月、OmiaiはWeb版のサービスを終了させ、以降はアプリ版のみとなりました。
Web版はアプリ版より料金が安く、「課金するならWeb版から」というのが常識だったため、残念に思う人は多いようです。
これに関しては事務局側は「アプリ版へ経営資源を集中させるため」と説明しています。
ただし、個人情報流出事件の後だけに、「Web版で万全のセキュリティを構築するのが難しかったのでは?」と考える人が多いようです。
ちなみに、Web版の廃止に伴い、アプリ版の料金が一部改訂になりました。
<Omiaiの新料金表>
プラン | アプリ版 |
---|---|
1ヶ月プラン | 4,800円/月 |
3ヶ月プラン | 2,933円/月(一括 8,800円) |
6ヶ月プラン | 1,633円/月(一括 9,800円) |
12ヶ月プラン | 1,567円/月(一括 18,800円) |
1ヶ月プランの価格は据え置きとなりましたが、それ以外は安くなっています。
料金の安かったWeb版の廃止は実質的な値上げといえますが、3ヶ月以上のプランであれば会員層の似ているwithとほぼ同等。
会員数でいえばwithよりOmiaiの方が多いので、納得できる料金といえそうです。
本人確認システムの追加
2022年3月1日、Omiaiは本人確認システム「LIQUID eKYC」を導入しました。
これは写真付き身分証明書と実際の顔をAIが照合し、本人であることを確認するシステム。
すでにペアーズが同様のシステムを導入していましたが、Omiaiもやっとサービス開始となりました。
もっとも、本人確認は任意であり、確認済みの人はまだまだ少ない状態。
新規会員に対しても義務付けられておらず、それゆえ後述する投資詐欺が絶えない状態です。
Omiaiの注意点
新規会員数が順調に伸び、本人確認システムも導入されたOmiaiですが、残念なことに悪徳会員の登録が後を絶ちません。
2021年頃からとくに増えているのが、外国人女性会員(又はハーフ)による投資詐欺。
他のマッチングアプリと比べてOmiaiはとくに投資詐欺目的の悪徳会員が多く、酷い時には1日に数人の悪徳会員からアプローチされます。
無論、それらの女性会員は実在しておらず(写真を悪用されているだけ)、やり取りする相手は別人です。
この悪徳会員に引っかかってしまうと金銭的な被害が出てしまうので注意が必要。
以下で悪徳会員の特徴を紹介するので、しっかり頭に入れておいてください。
悪徳会員の特徴
上の画像は編集部に「いいね」を送ってくれた女性の一覧です。
2日間で3人から「いいね」を貰ったのですが・・・
編集部が思うに、この3人はすべて詐欺目的の悪徳会員です。
実のところ、詐欺目的の悪徳会員のプロフィールにはいくつかの特徴があります。
特徴の一つ目は、アジア系であること。
一見すると日本人にも見えるのですが、やり取りしてみると台湾や香港、マレーシア、フィリピンなどのハーフだと告げられます。
二つ目は、非常に容姿が良いこと。
写真をみると美人なうえにスタイルが抜群。
疑わしい点がなければお願いしてでもお付き合いしたいくらいです。
三つ目は高所得者(年収800~1,000万円)で、職業はたいてい経営者や外資系企業勤務、美容関連となっていること。
本来なら仕事で忙しいはずなのに、実際には頻繁に返信があったり、午前中は毎日ヨガをやっていたりします。
四つ目は自己紹介がたどたどしい日本語になっていること、または無いこと。
ご覧の通り、良く読むと句読点の前後で文脈が繋がっておらず、文章として意味を成していません。
また、アプリのことを「ソフト」と呼ぶのも、この手の会員の特徴です。
五つ目はマッチング直後に連絡先を聞いてくること。
たいていは2~3回やり取りした時点で、「もっと仲良くなりたいからLINE交換を」と提案されます。
投資の話がでたら決定的
外国人女性とやり取りしていて投資の話が出たら十分に警戒してください。
最初は「私は仮想通貨をやっていて、月に○○万円設けている」などと自慢話をしてきます。
そこで男性側が興味を示すと、海外の投資会社や金融マンを紹介されたり、「実は絶対に儲かる方法がある」などと誘われたりします。
ここまできたら投資詐欺と考えて間違いなし。
2~3週間かけてじっくりとやり取りしてから投資の話が出ることもあり、男性としては信じて見たくなるところですが、残念ながら詐欺なのです。
投資詐欺の手口は年々巧妙になってきていますから、男性側は常に警戒心を持ってやり取りするようにしましょう。
まとめ
この記事では、Omiaiの最新情報をご紹介しました。
新規会員数は毎月10万人ほどと堅調。
ただし、退会者もおり、全体的な会員数は減少傾向にある印象です。
また、現在のOmiaiは詐欺グループから狙われており、外国人女性から届く「いいね」のほとんどは投資詐欺です。
本人確認システムが導入されたとはいえ、確認は任意ですから確認済みの会員数はまだまだ少ないのが実情。
その意味では、「いいね」を送ってくる外国人女性は最初から無視するのが無難です。
減少傾向にあるとはいえOmiaiは十分な会員数を誇っていますから、リスクのある女性に固執することなく、信用できる女性だけを相手にしていきましょう。