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更新:2022.05.06 作成:2022.05.03

【慰謝料が発生?!】既婚者がマリッシュを利用する際のリスクとは?

遊び目的や興味本位で既婚男性がマッチングアプリに登録することもあるでしょう。

実際、マッチングアプリを利用する女性の間では、「男性会員のなかに既婚者がいる」という指摘が絶えません。

特にマリッシュは再婚を目指す女性が集まるマッチングアプリですから、男性が既婚者であった場合は「ダマされた」と思うことでしょう。

では、既婚者であることがバレた男性側にはどんなリスクがあるのか?

この記事では、既婚者の男性がマリッシュを利用するリスクについてご説明していきます。

マリッシュの利用を検討している既婚男性はこの記事をよく読んで、リスクを理解しておいてください。

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マリッシュ会員は独身であることが大前提

マリッシュは恋活・婚活・再婚をテーマにしたマッチングアプリです。

そのため、会員は独身であることが大前提。

独身証明の提出義務はないものの、利用規約を読むと「既婚者には会員の資格がない」という旨が記載されています。

既婚者だとバレる理由

男性会員が既婚者だとバレる理由でもっとも多いのは、デート(又は交際)した女性からの通報です。

マリッシュの女性会員は真剣に婚活していますから、あらゆるテクニックを使って相手の男性が独身かどうかをチェックします。

男性側が気付いていないだけで、女性がデート中にバッグの中身を覗いたり、男性の本名でSNS検索したりといったことは日常茶飯事

その結果、既婚者であることが判明すると、女性はマリッシュの事務局に通報するのです。

利用規約違反は強制退会

マリッシュにおいて既婚者であることがバレた場合(事務局に通報された場合)、強制退会させられる可能性があります

たとえ有料会員の期間中だったとしても、重大な利用規約違反が発覚すれば即刻強制退会。

無論、基本料金やオプション代、ポイント代等が返金されることはありませんから、場合によっては万単位で損することになります。

ちなみに、マリッシュの基本料金、オプション代、ポイント代は次の通りです。

<基本料金>

通常会員 期間 マリッシュ
1ヶ月プラン 3,400円/月
3ヶ月プラン 2,933円/月
一括 8,800円
6ヶ月プラン 2,466円/月
一括 14,800円
12ヶ月プラン 1,650円/月
一括 19,800円

<プレミアムオプションの料金>

プレミアムオプション期間 金額
1ヶ月プラン 3,000円/月

<ポイント料金>

  Web版の金額 アプリ版の金額
10P 1,200円 1,220円
30P 3,000円 3,060円
100P 7,800円 8,000円
160P 11,500円
300P 23,000円

*ポイントは「いいね」の補充や既読確認、特別プロフィールの閲覧などに使います。
*マリッシュの決済方法:Amazon Pay、クレジットカード、銀行振込、コンビニ決済、電子マネー

既婚者のリスクは強制退会だけじゃない

既婚者がマリッシュを利用した場合のリスクは強制退会だけではありません。

実はもっと大きなリスクがあります。

それは、交際女性から慰謝料を請求されることです。

マリッシュで慰謝料を請求されるケース

マリッシュで既婚者の男性が慰謝料を請求される可能性があるのは、次のようなパターンです。

  1. 既婚者であることを隠して交際していた
  2. 結婚する意思がないにもかかわらず、結婚の約束をした
  3. 「もうすぐ離婚する」などと言ってだましていた

上記3パターンにおいて相手の女性と性的関係になった場合、後に貞操権侵害に基づく慰謝料請求を受ける可能性があります。

貞操権侵害とは

貞操権とは、「性的な自由に不当な干渉を受けない権利、純潔を侵害されない権利」のことです。

したがって、既婚男性が相手女性に独身であるという虚偽の事実を告げて性的関係を結んだ場合、貞操権の侵害にあたります。

「相手が独身だから交際をしたし、性的関係を結んだ」と女性側が主張し、性的関係があったことを立証すれば、裁判所が慰謝料請求を認める可能性は非常に高いのです。

ちなみに、類似のケースとして次のようなときも貞操権侵害で慰謝料を請求されることがあります。

  • ●女性が未成年者であり、判断能力が不十分
  • ●男性側から積極的に男女交際を誘った
  • ●半ば無理やり性交渉を行った
  • ●女性の同意なく妊娠させた

貞操権侵害による慰謝料の額

貞操権侵害による慰謝料の額は、次のような要素で変動します。

  • ●性的関係の頻度
  • ●交際期間
  • ●悪質性の高さ
  • ●既婚であることを隠していた期間
  • ●妊娠の有無

上記を基に妥当な金額が算出され、一番安ければ20~30万円、高ければ200万円かそれ以上になります。

また、訴訟になったり示談書にサインしたりする場合は、弁護士を雇う必要がでてきます。

その費用は次の通りです。

  • ●法律相談料 30分5000円
  • ●着手金 交渉のみ(10万円~) 訴訟の場合(30万円~)
  • ●報酬金 請求額から減額させた分の10~20%

貞操権侵害にあたらないケース

既婚者がマリッシュで知り合った女性と性的関係を結んでも、次のような場合は貞操権侵害にならないことがあります。

<貞操権侵害にならないケース>

  • ●性的関係を結ぶ前に既婚であることを告げた
  • ●結婚の約束をしていない
  • ●お互いが遊びであると合意している

貞操権侵害は既婚者がそのことを隠しつつ、性的関係を結んだ場合に成立するもの。

性的関係を結ぶ前に既婚者であることを女性に告げ、なおかつ、将来的な結婚の約束もしなかった場合は、慰謝料を請求されることはありません。(マリッシュの利用規約違反にはなります)

配偶者にバレるリスクもある

マリッシュで知り合った女性と揉め事になった場合、自身の配偶者に浮気がバレるリスクもあります。

バレる経緯として考えられるのは、主に次の3つです。

  • ●配偶者が異変に気付いて携帯電話をチェックする
  • ●相手女性が押しかけてくる
  • ●自宅に届いた裁判所からの訴状を配偶者が受け取る

いずれも回避するのが難しく、バレれば離婚の危機です。

配偶者が異変に気付いて携帯電話をチェックする

女性の勘は大変鋭いもの。

普段から一緒に生活している配偶者ですから、夫が揉め事に巻き込まれていればすぐに気が付きます

  • ●こそこそとLINEしている
  • ●隠れて電話する
  • ●いつもとは違う時間に外出する

このように、配偶者が異変に気付くきっかけは様々。

そもそも不倫中の時点で、「帰りが遅くなった」「服に香水の匂いがついている」「帰宅時に石鹼の香りがする」などの理由からバレている可能性があります。

相手女性が押しかけてくる

既婚男性から独身だと騙されていた女性は激しく怒ります。

「慰謝料をたっぷりとってやろう」と考える人もいれば、「精神的苦痛を与えなければ気が済まない」という人も。

あるいは、「配偶者と離婚させて私が再婚相手になる」と考える人もいることでしょう。

そんな女性たちにありがちなのが、突然自宅に押しかけてくること。

探偵を雇ったり尾行したりして自宅を突き止め、配偶者との直接対決に打って出る女性がいるのです。

自宅に届いた裁判所からの訴状を配偶者が受け取る

相手女性が貞操権侵害の請求を起こす場合、弁護士をつけて示談交渉を行うのが一般的。

ただし、なかにはいきなり民事訴訟を起こす人もいます。

ここで問題になるのが訴状の送達。

裁判所で訴訟の申立が受理されれば、自宅に書留で訴状が送られてきます

郵便で届くので、配偶者が代理で受け取る可能性が。

二人とも不在だった場合は不在票が投函されますが、そこには差出人として管轄する裁判所の名前がきっちり記載されています。

それを見た配偶者が「これ何?中身を見せて」と詰め寄ってくるのは必至。

その状況で隠し通すことはまず無理でしょう。

離婚はとにかくお金がかかる

マリッシュの利用が配偶者にバレれば、当然ながら離婚の危機が訪れます。

この場合、次のような費用が想定されます。

  • ●弁護士費用
  • ●慰謝料
  • ●養育費(子供がいた場合)
  • ●引っ越し費用

離婚理由がマリッシュを使った不倫であることを考えると、配偶者はガッツリ請求してくるはず。

とくに養育費は負担が重く、平均的なサラリーマンにとっては払っていくだけで精一杯の生活が待っています。

そう考えると、既婚者がマリッシュを利用するのはおすすめできません

マリッシュに女性の既婚者はいるのか?

ここまでは既婚者の男性がマリッシュを利用した場合のリスクについてご説明してきました。

それとは逆に、女性の既婚者が独身と偽ってマリッシュに登録することはあるのでしょうか?

離婚協議中は十分にあり得る

編集部の実体験として、マリッシュで離婚協議中の女性と知り合ったことが2回あります。

1度目はマッチング後に連絡先を交換してから打ち明けられたのですが・・・

2度目は打ち明けられたのが正式に交際する直前。

すでに一度性的関係を結んでいたため、相手の女性に対して激しく抗議しました。

このように、少数ながら離婚協議中の女性がいることは事実。

女性側は法的知識がなく、「ほぼ離婚したようなものだから」と軽く考えているようですが、これも立派な不倫になるので注意してください。

女性の既婚者が遊び目的で登録することはほぼない

女性の既婚者が遊び目的でマリッシュに登録することはほとんどありません

なぜなら、遊び目的なら他にもっと適したサイト・アプリがあるから。

マリッシュは会員数が少なく、男女ともに真面目な恋愛を求めている人ばかりなので、遊び目的の既婚女性が選ぶ可能性は低いのです。

まとめ

この記事では既婚男性がマリッシュを利用する際のリスクについてご説明しました。

リスクは大きく分けると3つ。

  1. マリッシュを強制退会させられ払った料金が無駄になる
  2. 相手の女性から貞操権侵害による慰謝料を請求される
  3. 配偶者と離婚する可能性がある

1はともかく、2と3は金銭および社会的地位の面で大きなリスク。

マリッシュを利用することでのリターンに対して、リスクの方が圧倒的に大きいということは理解しておいてください。

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