更新:2022.05.12 作成:2022.05.12

田舎で出会えるマッチングアプリとは?厳選3社を紹介

自宅にいながら空き時間を使って恋活・婚活ができるマッチングアプリ

なんとも便利な恋愛ツールですが、「田舎では出会えない(使えない)」と指摘されているアプリと、「田舎でも出会える」と好評のアプリがあります。

田舎暮らしの男性にとってこれは重要な問題。

課金して有料会員になる前に出会えるかどうかを知っておきたいところです。

そこでこの記事では、田舎でも出会えるマッチングアプリを厳選して3社ご紹介。

さらに、出会えないマッチングアプリとの違いも説明していきます。

田舎でも出会えるかどうかの基準は会員数

率直にいって、田舎で累計会員数の少ないマッチングアプリを使っても、出会える可能性は非常に低いです。

なぜなら、どのマッチングアプリも真っ先にプロモーションも行うのは東京や大阪といった大都市だから。

その結果累計会員数が少ないのですから、田舎にいる既存会員はごくわずか

田舎で新規会員が爆発的に増えるとも思えず、累計会員数は田舎でのマッチングアプリ選びの重要な目安となるのです。

累計会員数の少ないマッチングアプリで検証

「累計会員数の少ないマッチングアプリを田舎で使ってもほとんど出会えない」とご紹介しましたが、一体どれほど出会えないのでしょうか?

この点に関して、編集部ではマッチングアプリ・withを使って検証しました。

東京と田舎の会員数の差

withは国内マッチングアプリのなかでは中堅といったところ。

もっと会員数の少ないマッチングアプリはいくらでもありますが、withはプロフィール検索画面で条件を入力すると、該当者の人数が表示されます。

会員数の差を調べるにはもってこいのアプリなので例として使用します。

まず、「居住地」を「東京」、「最終ログイン日」を「3日以内」に設定。

その他の条件を「こだわらない」に設定して検索すると、「35,599人」がヒットします。

次に、同条件で2021年人口ランキング最下位の「鳥取」で検索。

するとヒットしたのはたったの「352人」でした。(2022年5月11日時点)

さらに、「対象年齢」を「26~35歳」、「結婚歴」を「未婚」に絞り込むと該当者は「147人」になります。

ちなみに、この条件において東京で検索すると「17,491人」がヒットします。(鳥取の約120倍)

該当者147人ではほとんど出会えない

「鳥取」「3日以内にログイン」「26~35歳」「未婚」という条件に該当するwithの女性会員は147人。

withだけが鳥取を無視しているわけではなく、マイナーなマッチングアプリはいずれも同程度です。

田舎は男性会員も少ないため、「147人もいれば十分」と思うかもしれませんが、実際には極めて厳しい数字といえます。

まず、147人の中で容姿の好みに当てはまる女性は何人いるでしょうか?

容姿にはあまりこだわりのない編集部ですら、好みに当てはまると思えたのはわずか30人ほどでした。

実際にこの30人に「いいね」を送ってみたところ、マッチングしたのは2人だけ

編集部調べでは、平均的な容姿の男性のマッチング率は約10%ですから、30いいねに対してマッチング数2は妥当な結果です。

ただし、うち一人とは一度も連絡がとれず、もう一人とは数回やり取りした後に気が合わないと判明。

結局、誰とも出会えませんでした

田舎ではとにかく累計会員数が大事

前述した通り、会員数が少ないと好みに当てはまる人も少なく、結果として誰とも出会えません。

そのため、田舎でマッチングアプリを使うなら会員数にこだわって選ぶべき

累計会員数はあくまでも「これまでの総会員数」に過ぎませんが、それでも選ぶ基準としては妥当といえます。

ちなみに、withの累計会員数は約600万人といわれていますから、田舎で使うなら累計会員数が600万人以上のマッチングアプリということになります。

田舎でも出会えるマッチングアプリ3選

累計会員数600万人以上という条件で考えると、田舎でも出会えるマッチングアプリは限られてきます。

編集部が知る限り、この条件を満たすマッチングアプリは次の3社です。

ペアーズ

ペアーズは、累計会員数、アクティブ会員数ともに国内マッチングアプリNo.1です。

累計会員数は1,500万人を突破。

コロナ禍によるマッチングアプリブームにのって、さらに会員数を伸ばしています。

ペアーズの女性会員について

ペアーズの女性会員には次のような特徴があります。

  • ●目的:恋活
  • ●年齢:20代中盤~後半がメイン
  • ●性格:比較的明るい人が多い

婚活をテーマにしたマッチングアプリが多いなかで、ペアーズは恋活の方に適しているのが特徴。

「今すぐ結婚というわけではないが、将来を考えられる人と出会いたい」という女性が多いようです。

そのせいか、20代中盤~後半の女性がもっとも多く、10代後半~20代前半、30代前半以降という順に続きます。

他のマッチングアプリと比べると明るい性格の女性会員が多いので、同じような性格の男性に向いているのではないでしょうか。

ペアーズのメリット

ペアーズのメリットは何と言って会員数が多いこと。

たとえ田舎であっても十分な人数がおり、容姿や年齢といった条件にある程度こだわることができます

これほど会員数の多いマッチングアプリは他になく、田舎暮らしの男性にとってはファーストチョイスになるでしょう。

ペアーズのデメリット

ペアーズのデメリットは二つ。

マッチングしにくいことと、ファーストメッセージの返信率が低いことです。

女性会員の多さに比例して男性会員も多くなります。

そのため、女性はもらう「いいね」の数が多く、選り好みできる立場。

当然、ルックスの良い男性が有利なわけで、平均以下の容姿の男性はなかなかマッチングできません

また、上手くマッチングできてファーストメッセージを送ったとしても、約半数は返信なし。

「その時の気分でマッチングしたけど、やり取りするのはやっぱり面倒」と考える女性が多いのです。(あるいは、送ったファーストメッセージの内容に問題があるか)

ペアーズの料金設定

ペアーズで女性と出会うには有料会員になる必要があります。

まずは基本の月額を払うこと。

その上で、より多機能にしたければプレミアムオプションを追加してください。

<ペアーズの基本料金>

プラン Web版 アプリ版
1ヶ月プラン 3,590円/月 4,300円/月
3ヶ月プラン 2,350円/月
(一括 7,050円)
3,600円/月
(一括 10,800円)
6ヶ月プラン 1,830円/月
(一括 10,980円)
2,400円/月
(一括 14,400円)
12ヶ月プラン 1,320円/月
(一括 15,840円)
1,733円/月
(一括 20,800円)

<ペアーズのプレミアムオプション料金>

プラン Web版 アプリ版
1ヶ月プラン 2,980円/月 4,300円/月
3ヶ月プラン 2,560円/月
(一括 7,680円)
3,600円/月
(一括 10,800円)
6ヶ月プラン 1,990円/月
(一括11,940円)
2,400円/月
(一括14,400円)
12ヶ月プラン 1,080円/月
(一括12,960円)
1,733円/月
(一括20,800円)

ちなみに、ペアーズの基本料金は業界最安値クラス

とくにWeb版の3ヶ月プランは非常にお得です。(1ヶ月プラン×2回よりも若干安くなる)

マッチングアプリ業界には、「お相手が見つかった人の平均活動期間は3ヶ月」というデータがあるので、最初から3ヶ月プランで契約しておくと良いでしょう。

Omiai

Omiaiは東証一部上場の企業が運営するマッチングアプリです。

累計会員数は800万人おり、ペアーズほどではないものの、田舎でも十分に出会えます。

Omiaiの女性会員について

Omiaiの女性会員の特徴は次の通りです。

  • ●目的:婚活
  • ●年齢:30代前半~中盤がメイン
  • ●性格:真面目で内向的が多い

Omiaiはその名の通り、結婚をテーマにしたマッチングアプリ

ペアーズとは違い、「今すぐにでも結婚したい」という女性がほとんどです。

30代前半~中盤がメインということを考えればそれは当然のこと。

さらに20代中盤~後半の会員もかなり真剣に婚活しています。

結婚についてだけでなく、あらゆる面で真面目な女性が多いので、同じく真面目さをウリにしている男性の方がモテることでしょう。

Omiaiのメリット

Omiaiのメリットは確度の高い婚活ができること。

女性の本気度の高さは大手マッチングアプリのなかでもトップクラスです。

ペアーズのように「ファーストメッセージの返信がない」というケースは少ないので、マッチングさえできれば高い確率でデートできます

Omiaiのデメリット

Omiaiのデメリットはマッチングしづらいことと怪しい女性会員が多いことです。

ペアーズと同様、会員数が多いので女性側は選り好みします。

結婚が視野に入っているので、選り好みの度合いはさらにエスカレート。

容姿だけでなく経済力や相性の良さ(趣味の一致)も求められます。

また、2020年頃から怪しい女性会員が急増しています。

ご覧の通り、「強制退会」になる女性が大勢います。

これらは詐欺や勧誘行為を目的としている人達で、写真に写っている女性と実際にアカウントを操作している人物は別人。

おそらくは海外の犯罪組織が絡んでおり、どの女性にも似たような特徴があります。

<怪しい女性会員の特徴>

  • ●女性側から「いいね」を送ってくる
  • ●年齢は30歳が多い
  • ●ハーフまたはクォーターが多い(ほとんど中華系)
  • ●美人でスタイル抜群
  • ●高年収
  • ●実際にやり取りすると日本語がたどたどしい
  • ●すぐにLINE交換を求めてくる
  • ●FXや仮想通貨など、投資関連の話が出る

上記のような女性は高い確率で悪質会員なので、引っ掛からないように注意してください。

Omiaiの料金設定

Omiaiの料金設定は次の通りです。

<Omiaiの基本料金>

プラン アプリ版
1ヶ月プラン 4,800円/月
3ヶ月プラン 2,933円/月
(一括 8,800円)
6ヶ月プラン 1,633円/月
(一括 9,800円)
12ヶ月プラン 1,567円/月
(一括 18,800円)

*Omiaiはアプリ版のみ

<Omiaiのプレミアムパック料金>

プラン 基本料金
1ヶ月プラン 4,800円/月

Omiaiの基本料金は高めの設定。

とはいえ、他のマッチングアプリとの差は数百円程度です。

結婚相談所に登録すると月額数万円かかりますから、確度の高い婚活方法という意味では格安です。

タップル

ペアーズに次いで累計会員数が多いのがタップルです。

その数、1,400万人

サービス開始が2014年と、ペアーズよりも2年ほど新しいことを考慮すると、素晴らしい会員数の伸びといえます。

なお、タップルはフリック式という珍しいマッチング方式を採用しています。

これは端末の画面に表示される異性は常に1人のみで、その1人に対して好みかどうかをジャッジしない限り次の女性は表示されないというもの。

ペアーズやOmiaiのように全会員を一覧表で閲覧できる仕組みとは女性の選び方が異なります。

タップルの女性会員について

タップルの女性会員には次のような特徴があります。

  • ●目的:恋活
  • ●年齢:20代前半~中盤がメイン
  • ●性格:ノリがいい

本記事でご紹介するマッチングアプリ3つのなかでタップルはもっとも恋活向きです。

なかには「今日いまからご飯に行きたい!」などと、かなりライトな出会いを求めている女性も。

20代前半~中盤という若さゆえの勢いとノリの良さが感じられるマッチングアプリといえるでしょう。(無論、真剣に恋活している女性が大多数です)

タップルのメリット

タップルのメリットはマッチングしやすいということ。

他のマッチングアプリの女性会員は男性を厳選しますが、タップルの女性会員は「とりあえずマッチングしてみよう」と考える傾向があります。

また、フリック式というマッチング方式もマッチングのしやすさに影響していると考えられます。

実際、編集部が比較したところ、タップルのマッチング率は他のマッチングアプリより1.5~2倍ほど高いことが分かりました。

タップルのデメリット

タップルのデメリットはファーストメッセージを無視される確率がかなり高いこと。

女性が軽いノリでマッチングしてくれるのは良いのですが、マッチングした男性の数が多すぎて全員に返信できなくなるのでしょう。

そのため、女性が返信する相手はイケメンが優先となります。

また、30代中盤以上の男性はあまりモテません

女性会員の年代別比率は非公表となっていますが、20代にかなり偏っているのは明らか。

マッチングアプリ業界には「10歳以上の年齢差があるとほとんどマッチングできない」というデータがありますから、30代中盤以上の男性はかなり不利なのです。

タップルの料金設定

タップルの料金設定は次の通りです。

<タップルの基本料金>

プラン Web版 アプリ版
1ヶ月プラン 3,700円/月 4,000円/月
3ヶ月プラン 3,200円/月
(一括 9,600円)
3,400円/月
(一括 10,200円)
6ヶ月プラン 2,800円/月
(一括 16,800円)
2,967円/月
(一括 17,800円)
12ヶ月プラン 2,234円/月
(一括 26,800円)
2,400円/月
(一括 28,800円)

<タップルのプレミアムオプション料金>

プラン Web版 アプリ版
1ヶ月プラン 4,900円/月 4,900円/月

タップルの基本料金は比較的安い方です。

ただし、長期契約のプランを選択しても大した割引になりません

そもそも、田舎で利用することを考えると、20代女性が大勢いるとは思えません。

これらの理由から、タップルを田舎で利用する場合は、1ヶ月プランで契約することをおすすめします。

田舎ならではのアプローチ方法

ここまでは田舎で出会えるマッチングアプリについてご紹介してきました。

累計会員数の観点からペアーズ、Omiai、タップルの3社がおすすめなのですが、いくら良いマッチングアプリを選んでもアプローチの仕方が間違っていては出会えません

会員数の多い東京や大阪とは違い、田舎では女性会員そのものが貴重。

それゆえ、田舎ならではのアプローチ方法が必要になります。

<田舎ならではのアプローチ方法>

  • ●メッセージ付きいいねを送る
  • ●写真なしの女性にもアプローチ

メッセージ付きいいねを送る

メッセージ付きいいねとは、通常の「いいね」にメッセージを添えて送れる機能のことです。(タップルの場合は「スペシャルいいかも」)

この機能を使うにはポイントが必要であり、どのマッチングアプリもポイントは有料。

つまり基本料金以外にお金がかかるわけです。

利用をためらう男性は多いのですが、編集部が検証したところによると、メッセージ付きいいねを送るとマッチング率が30%ほどアップします。

会員数の少ない田舎において好みの女性がみつかるのは稀なこと。

それゆえ、マッチング率を高める必要があり、その手段としてメッセージ付きいいねは非常に効果的なのです。

写真なしの女性にもアプローチ

身バレを恐れて顔写真を登録していない会員もいます。

マッチングアプリにおいて顔写真を登録しないのは致命的であり、「いいね」を送る側である男性としてはスルーしがち。

その気持ちは当然ですが、考え方を変えれば「ライバルが少なくマッチングしやすい」ともいえます。

マッチング後に写真を見せてもらい、好みじゃなければ連絡を絶てばいいだけのこと。

そもそも、写真を載せていないからといってブサイクとは限りません。

貴重な女性会員なのですから、写真がないというだけで対象外とするのは大きな損です。

まとめ

この記事では、田舎でも出会えるマッチングアプリについてご紹介しました。

田舎でマッチングアプリを使う際の最大のネックは会員数が少ないこと

そのため、少しでも会員数の多いマッチングアプリを選ぶことが最優先となります。

幸い、ペアーズ、Omiai、タップルの3社なら田舎にもそれなりの会員がいますから、下記を参考にして自分にあったマッチングアプリを選んでください。

アプリ名 累計会員数 目的 女性の主な年齢層
ペアーズ 1,500万人 恋活 20代中盤~20代後半
Omiai 800万人 婚活 30代前半~中盤
タップル 1,400万人 恋活・ライトな出会い 20代前半~20代中盤

また、登録後は貴重な女性会員を無駄にしないという意識を持ち、メッセージ付きいいねを使ってアプローチするようにしましょう。