更新:2022.06.11 作成:2022.06.11

マッチングアプリで安全に女性と会うために知っておくべきこととは?

近年、マッチングアプリを使った犯罪が増えています。

そのため、「マッチングアプリに興味はあるけど本当に安全なの?」と不安に思う人もいるようです。

確かにマッチングアプリには怪しい人もおり、何も知らないで利用していると詐欺などの被害に遭うことも。

そこでこの記事では、マッチングアプリで安全に女性と出会うために知っておくべきことをご紹介していきます。

100%安全なマッチングアプリは存在しない

ネット上には「安全なマッチングアプリ○○選」と題してマッチングアプリを紹介している記事が多数存在しています。

その安全性の基準となっているのは主に次の5点。

  • ●運営会社の規模や経営方針
  • ●アプリ内を監視する仕組み
  • ●会員登録時の年齢確認と本人確認
  • ●JAPHIC ( ジャフィック ) マークを取得済み
  • ●異性紹介事業届出を済ませている

これらが揃っているマッチングアプリを「安全」と表現しているようですが・・・

編集部が知る限り、上記5点が揃っても100%安全ではありません

たとえばマッチングアプリ大手のOmiai

運営会社は東証一部上場企業ですし、その他の条件も完璧なのですが・・・

実際には毎日のように怪しい女性から「いいね」が届き、数日経つとそれらの女性は強制退会になっています。

これはつまり、会員登録時の年齢確認と本人確認があっても、怪しい人の登録を防ぐことはできないということ。

したがって、安全面をマッチングアプリ側に任せるのではなく、会員側も安全に利用するための知識を身につける必要があるのです。

安全に女性と出会うために知っておくべきこと

マッチングアプリで安全に女性と出会うためには、次の5点を知っておかなければなりません。

  1. プロフ写真に個人情報に繋がるものがあってはいけない
  2. LINE交換でLINE IDを教えてはいけない
  3. 初デートの待ち合わせ場所で人気のないところは避ける
  4. デートで女性が行きたがる店には要注意
  5. 外国人やハーフの女性とはうかつにやり取りしない
  6. サブスクリプションの解除を忘れない

1:プロフ写真に個人情報に繋がるものがあってはいけない

マッチングアプリにプロフィール写真を載せるということは、大勢の人に見られるということです。

「写っているのは自分だけだから安全」と思うかもしれませんが、問題は背景に何が写っているか

たとえば愛車のナンバーや自宅マンションのマンション名・地番表示、近隣の目立つ建物が写り込んでいたりすると自宅を特定されてしまう恐れがあります。

その他、行きつけの店で撮影した際に店名が分かったり、自室内で撮影した際に郵便物などが写り込み住所が分かったりすることも。

こうした写真が個人情報の特定に繋がることがあるので、プロフィール写真を載せるときは隅々までチェックしてください。

ちなみに、海外ではSNSに投稿したピースサインの写真から指紋が盗まれ、指紋認証を突破されたという事件まで発生しています。

2:LINE交換でLINE IDを教えてはいけない

マッチングアプリ内のやり取りで親しくなった人とLINE交換することも多いはず。

その際、LINE IDを教えてしまうと乗っ取りの被害に遭うことがあります。

相手の女性を信用してIDを教えたのでしょうが、その人のスマートフォンがウイルスに感染しており、中のデータが流出することも。

そう考えると、LINE IDを他人に教えるのは安全とはいえません。

したがって、LINE交換する場合はQRコードを教え、その後すぐにQRコードを更新するのがベストです。

なお、「IDを教えてもパスワードまではバレていないはず」と考えるのは危険。

通販サイトや他のSNSでも同じパスワードを使っている場合、すでに外部に漏れている可能性があります。

インターネット上のセキュリティは予想以上に脆弱なので、LINEの安全性を保ちたいならパスワードはLINE専用のものを準備しましょう。

3:初デートの待ち合わせ場所で人気のないところは避ける

安全に出会いたいなら、初デートの待ち合わせ場所はできるだけ人の多い場所にしてください。

逆に、自分以外は誰もいないような場所は危険。

やり取りしていた女性は来ず、その代わりに強盗が現れることがあります。

これは最初から仕組まれたことであり、おそらくその女性もなりすまし。

安全面を考えると、女性は人気のない場所での待ち合わせを嫌がるはず。

にも関わらず人気のない場所を指定してくるのは、犯罪を企んでいるからに他なりません。

4:デートで女性が行きたがる店には要注意

引用:FNNプライムオンライン

マッチングアプリで知り合った女性と安全にデートしたければ、女性が行きたがるお店には付いていかないことです。

というのも、ぼったくりの店に連れて行かれることがあるから。

ちょっとお酒を飲んだだけで数十万円の請求を受けることもあります。

上の記事はその典型的な例です。

無論、女性とぼったくり店側はグル。

こうした被害に遭わないようにするには、昼間に客数の多いカフェを指定するのが一番です。

本来、女性側もその方が安全で安心できるはず。

最初から「私の知り合いの店でお酒飲みましょう」などと誘ってくる女性には十分注意してください。

5:外国人やハーフの女性とはうかつにやり取りしない

引用:朝日新聞デジタル

2022年、マッチングアプリを使った国際ロマンス詐欺の容疑で、詐欺グループの日本人主犯格とみられる男性が指名手配されました。

上の記事にある通り、外国人やハーフの女性になりすまして男性にお金を振り込ませるというのが手口です。

なりすまし女性はとても美人でスタイル抜群。

ある程度の日本語ができ、日本で暮らしている又は日本に行く予定で結婚相手を探しているという人がほとんどです。

さらには、高所得で経営者やデザイナー、大手商社勤務などと書かれています。

このような女性からいきなり「いいね」が届いたら要注意。

編集部はいつも試しにマッチングしてみるのですが、安全に出会えたことは一度もありません。(たいていはFXや仮想通貨への投資を持ち掛けられます)

この手の詐欺はどのマッチングアプリにもみられるので、「俺が使っているマッチングアプリは大手だから安全だ」などと思い込まないようにしてください。

6:サブスクリプションの解除を忘れない

マッチングアプリに限ったことではありませんが、サブスクリプションの解除を忘れたことで多額の請求を受けるというミスをおかす人が増えています。

例えばマッチングアプリで1ヶ月間の有料会員になった場合、期限切れになると契約が自動更新され、さらに1ヶ月間有料会員となります。

本人は契約が終了したつもりなので、有料会員が継続していることに気付かないことも。

その結果、毎月無駄な料金を払い続けることになるのです。

こうしたトラブルが起こるのはサブスクリプションが解除されていないから。

たいていのマッチングアプリはアプリ内でサブスクリプションの解除ができず、スマートフォンの「設定」の画面から行うようになっています。

サブスクリプションの解除が終わらないうちは契約の自動更新が続くので、マッチングアプリを退会するときや一旦無料会員に戻りたいときは、必ずサブスクリプションの解除を行うようにしましょう。

女性側の安全面に配慮できる男性がモテる

ここまではマッチングアプリにおける男性の安全面についてご説明してきました。

男性会員にはリスクがあり、うかつに女性のことを信用してはいけません。

しかしながら、女性会員にも同様のことがいえます

女性の場合は金銭よりも肉体的や精神的な被害が考えられ、やはり「安全に利用したい」と考えているはず。

マッチングアプリでモテる男性はそんな女性の気持ちに敏感です。

そこで、女性が安心してマッチングアプリを利用できるように、次のような点で女性の安全面に配慮しなければなりません。

  • ●怖い雰囲気のプロフィール写真はNG
  • ●何度も足あとをつける
  • ●連絡先の交換は十分に親しくなってから
  • ●初デートは昼間に行う
  • ●無理にお酒をすすめない
  • ●ドライブデートには誘わない
  • ●適切な場所まで送る

怖い雰囲気のプロフィール写真はNG

渋い男性を演出したいのか、わざと怖い雰囲気のプロフィール写真を載せている男性がいます。

背景を黒くしたり睨むような表情をしていたりするのですが、女性からみれば怖い人そのもの

そんな人から「いいね」されてもブロックしたくなることでしょう。

プロフィール写真は親しみやすい雰囲気であることが必須なので、決して間違わないでください。

何度も足あとをつける

マッチング前に女性のプロフィールを閲覧すると、相手の画面に「足あとをつけた人」として表示されます。

1~2度足あとをつけるのなら普通のことですが、毎日のように何度も足あとをつけると女性から「監視されている」と思われてしまいます。

そう思われた状態で「いいね」を送ってもマッチングしてもらえないのは当然のこと。

「そう言われても1度プロフィールを見ただけでは判断できない」という人は、自身の設定画面から足あとを残さないように設定しておくようにしましょう。

連絡先の交換は十分に親しくなってから

ほとんどの女性は「連絡先の交換は十分に親しくなってから」と考えています。

ここでいう「十分に親しい」とは1週間ほどやり取りして「そろそろデートしてもいいかな」という状態。(あるいは初デート後)

それ以前に連絡先の交換を求められると、女性には「何か怪しい」と警戒心が芽生えてしまいます。

この点はすぐに連絡先を交換したがる男性と認識が異なるので、女性側に合わせるようにしてください。(無論、デートに誘うのも十分に親しくなってから)

初デートは昼間に行う

初デートに誘ってOKがもらえたら、次は時間と場所を決めることになります。

ここで夜の時間帯を提案する男性が多いようですが、女性側は内心戸惑っています。

夜は何かと危険な時間帯。

やり取りを重ねたとはいえ初対面なわけですから、安全面を考えれば昼間に会いたいのです。

「夜は嫌です」とは言いづらいのでその場はOKしてくれますが、男性に対する警戒心は日増しに強くなり、結果としてドタキャンになる確率が上がってしまいます

無理にお酒をすすめない

時間帯を問わず、女性に無理にお酒をすすめるのもNGです。

これはもちろん、女性を酔わせてホテルに連れ込む男性が多いから。

特に2022年に入ってからはお酒に薬物を混ぜて女性を昏睡状態にするという悪質な犯罪が増えたと一部で報道されています。

こうしたニュースは女性も見ていますから、初対面の男性からお酒をすすめられるのは怖いはず。

「怖い」と女性から思われた時点でそのデートは失敗なので、お酒に無理強いはやめましょう。

ドライブデートには誘わない

初デートでドライブデートに誘うのもおすすめできません。

車内はいわば密室ですし、男性がハンドルを握っている以上、女性は自分の好きなタイミングで帰ることができません

安全なデートを希望する女性にとって、これほど不利な状況はなく、ドライブに誘われるとかなり警戒します。

「女性の気持ちが分かる人なら初デートでドライブには誘わないはず」と考えてデートそのものを断わる女性もいます。

交際してからであればいくらでもドライブデートできますから、それまでは安全に配慮してカフェなどでデートするようにしましょう。

適切な場所まで送る

デート後は適切な場所まで女性を送るのが常識。

安全性というより人間性の問題であり、これができない男性はモテません。

ただし、「送る」といいつつどこまでも付いていくのもマナー違反。

安全どころか送り狼だと思われてしまいます。

したがって、女性側が「もう、ここで大丈夫です」と言ってきたら、「じゃあ、またね」とスマートに別れるようにしてください。

まとめ

この記事では、マッチングアプリで安全に女性と出会うために知っておくべきことをご紹介しました。

マッチングアプリ各社は安全性を高めるために様々な工夫を行っています。

会員としては大変ありがたいのですが、それでも怪しい会員をゼロにするのは不可能

したがって、会員一人一人が安全に利用することを考えなければなりません。

男性の場合は金銭的被害に遭うことが多いので、女性のことを安易に信用しないようにしましょう。